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結論:残業の実態は「職種」より「配属のされ方」で決まります
先に答えを置きます。未経験エンジニアの残業は「多い会社と少ない会社が両方ある」が事実で、その差を生むのは仕事内容そのものより、あなたがどういう契約形態でどこに置かれるかです。求人票の「残業月平均20時間」のような数字が嘘とは限りません。ただしそれは全社員の平均であって、未経験のあなたが最初に配属される現場の数字とは別物です。ここを混同すると、入社後に「話が違う」と感じることになります。
求人票と実態がずれる仕組みを3つに分けます
1つ目はSES(客先常駐)です。未経験可の求人で最も多い形態ですが、残業を決めるのは自社ではなく常駐先です。求人票の残業時間は自社集計の平均なので、常駐先が炎上していれば意味を持ちません。「配属先による」という一文が入っていたら、それが実態のすべてだと読んでください。
2つ目は受託開発です。納期が外部のお客様との約束で決まるため、納品前に残業が集中し、それ以外は落ち着く、という波型になりがちです。「月平均」という表記は、この山と谷をならした数字です。
3つ目は自社開発や社内SEです。比較的自分たちでスケジュールを組めるため残業が抑えやすい一方、未経験採用の枠が少なく、倍率が高いのが実情です。「残業が少ない求人が存在しない」のではなく、「未経験が入りやすい入口ほど、残業が読みにくい構造になっている」というのが正確なところです。
応募前に、その場で確認できる材料を3つ
- 給与欄の「固定残業代(みなし残業)」の時間数を探し、月給からその金額を引いて基本給を計算してください。固定残業45時間などの記載は、会社側がその残業を織り込んでいるサインです。時間数の記載がないのに固定残業代とだけ書いてある求人は、面接で時間数を聞いてください。
- 面接で「配属先はいつ、どうやって決まりますか」「直近で未経験入社した方は、入社何ヶ月目でどんな現場に入りましたか」と聞いてください。具体的に答えられない会社は、配属後の労働時間も把握していない可能性があります。
- 勤務時間欄の但し書きを最後まで読んでください。インフラ運用や保守の求人は「シフト制」「夜間対応あり」が小さく書かれていることがあります。残業ゼロでも夜勤があれば生活は変わります。書いていないことは、面接で文字どおり「夜間・休日の対応はありますか」と聞いて構いません。
未経験からの転職が向いている人・向いていない人
向いているのは、残業ゼロを条件にするのではなく「どこまでなら許容できるか」を自分で線引きできる人です。最初の1〜2年は学びながら働く期間になるため、配属先の当たり外れを質問で減らしつつ、多少の波を受け入れられる人は現実的に動けます。
向いていないのは、求人票の数字をそのまま信じて決めたい人、そして今の生活で残業を1時間も増やせない事情がある人です。後者の場合は、転職より先に副業や在宅案件で試す道のほうが安全です。
ここまで読んで、条件が合いそうなら
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